仙台市の個別指導塾X社に対して、学生バイトへのパワハラ・不当解雇に抗議する団体交渉を開始します!

活動報告

仙台市の個別指導塾X社で働く学生アルバイトのAさんが仙台けやきユニオンに加入し、団体交渉を申し入れました。

ある日、突然の解雇

 組合員のAさんは意欲的に小学生や中学生に学習指導を行ってきました。しかし、ある日突然、会社はAさんに退職を求めました。Aさんは会社のオーナーから、生徒から(Aさんに)クレームが来ており、Aさんがいると来たくないという子供がいるから会社をやめてほしいという趣旨のことを言われました。

 Aさんはオーナーに対し、具体的にどのようなAさんのふるまいについて、クレームが来ているのか教えてほしいと聞きましたが、オーナーはAさんに詳細を何も伝えませんでした。Aさんは、自身の指導方法に問題があれば改善し、自分が担当している生徒のためにも、X社での勤務を続けたいと思っていました。

 しかし、オーナーは一方的に、Aさんが生徒から評判が悪いとだけ述べました。そして、その場で、来週以降の授業予定の書かれた紙のAさんの名前の上には×(バツ)がつけられました。以降、Aさんのシフトはすべて削除されました。Aさんは退職の意志は示していないにも関わらず、職場から追い出されてしまったのです。

 X社は、Aさんにあるという指導上の問題を改善するための指導を、ほとんど行わずに、いきなりAさんのシフトをすべてなくしました。このような職場環境では、Aさんの指導に問題があったとしても、その問題を改善することは困難です。

X社は、Aさんを指導するという責任を放棄し、すべての責任をAさんに負わせ、退職を迫りました。このような退職の強要はパワーハラスメントであり、実際に職場から追い出していることは不当解雇です。

 

 Aさんが辞めるなら、自分も辞めると言っている生徒もいたと聞いています。

 Aさんは今回の件に対し、黙って辞めさせられるのではなく、会社の不当な対応を改善させるために声を上げることを決断しました。

「話し合ってもまとまらなかったから解雇」

 6月3日、Aさんが働くX社に、解雇の撤回などを求め、団体交渉の申し入れを行いました。その場にいた会社の上司は以下のようなことを言いました。(上司は、Aさんが退職を強要された話し合いの場を、近くで聞いていました。)

 

「Aさんとは話し合いをしたが、まとまらなかった。」

「話し合いでまとまればよかったのだけど、まとまらなかったのでやめてもらった。」

「Aさんは解雇です。」

 

X社はAさんを解雇したという認識でいることが分かりました。

会社はあなたを簡単にやめさせることはできない!

 今回、私たちはAさんの解雇の撤回だけではなく、未払い賃金の支払いも求めています。X社は塾講師らに、授業一コマあたりの賃金として、いわゆる「コマ給」を支払っています。しかし、コマとされる時間以外にはみ出た業務、授業の合間の時間や教室を開ける時の準備、片付け作業などの業務は、賃金が発生するにも関わらず支払われていません。

 私たちはX社はAさんの解雇を取り消し、未払い賃金を支払うまで闘い続けます。

 

 このブログを読んでいる方で、会社から「仕事ができない」「客からの評判」が悪いなどの理由で会社から退職を余儀なくされた方がいるかもしれません。しかし、そのような解雇は、ほぼすべてが違法な解雇です。労働法は労働者を、会社からのむやみな解雇から守っています。それは学生アルバイトであっても同じです。

 Aさんと同じような悩みを抱えている方は、ぜひご相談ください。

 

 今後とも、みなさまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします!

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