配達の仕事は、いまや私たちの生活にとって欠かせないものとなっています。しかし、私たちが便利だと感じている裏では、配達員の方々が低賃金で過剰なノルマのある労働を強いられています。
このような実情に対して、世界中で配達員の方々が労働環境の改善を求めて声を上げ始めています。日本でも今年（2023年）の9月15日に「アマゾンジャパン」の商品を長崎市などで運ぶ配達員33人が、7月のセール「プライムデー」で荷物が増えた際のインセンティブ（日当の加算金）が約束通りに支払われないことに対して、ストライキをおこないました。
アマゾン配達員33人がボイコット、配送遅れる 報奨金未払いに不満：朝日新聞デジタル (asahi.com)
仙台けやきユニオンは、配達員の方々が声を上げ、労働環境をよくしようという動きを宮城県でも広げていきたいと考えています。そのために、配達員用の労働相談チラシを作成しました。このチラシを配達員の方々が配達に来た時に渡すことで、ユニオン（労働組合）に仕事の相談をして、会社に改善を求めることができることを周知していこうと考えています。
また、配達員の労働環境をよくしていこうという動きが全国に広がることを願って、チラシのフォーマットを公開することにしました。このフォーマットに地域の労働組合の連絡先を載せて印刷すれば、日本全国の配達サービスを利用する人たちは誰でも配達員に配ることができるようになります。
このチラシを日本全国で配達員の方に配っていくことで、私たちの生活に必要不可欠な配達業の労働環境を良くする手助けをしていきましょう！
チラシはこちら↓↓（※パワーポイントになっており、各地域で連絡先を編集できます）
配達員チラシ（連絡先編集可能）
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