仙台けやきユニオンに加盟した中国籍の留学生の事案について報告します。
〇「指示に従わなかった」として不当解雇
今回加盟したのは、仙台市内のファミマで働く留学生アルバイトのAさんです。
Aさんは約2年間この店舗で働き、普段の業務は同僚と協力しながら規定通りに行ってきました。
しかし、雇用主は、「指示に従わない」「協調性がない」として突然一方的に解雇を言い渡しました。
従わなかった指示というのは、(既に在留カードを提出しているのに)追加でパスポートの提出を求める、遠くにある会社事務所まで移動時間の賃金保障の説明なく来るよう命じるといった不合理なもので、納得できるような説明もされませんでした。
これだけを理由に解雇することは到底認められません。
〇突然解雇通知されたことに対して交渉を行い、解雇を撤回させた
今回の申し入れの場では、店舗にいた店長と、電話越しの社長と交渉を行いました。
Aさん自身が、過去の店長とのやり取りや受けた指示について事実関係を説明し、他の組合員も解雇の不当性を訴えた結果、最終的には解雇撤回を認めさせることができました。
皆さんの中にも不当解雇などでお困りの方がいらっしゃいましたら、労働組合にご相談ください!
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