私たち仙台けやきユニオンは、派遣会社シーティーシーと組合員Gさんの間に起きた雇止め問題の解決に向けて交渉してきました。その結果、無事に円満解決することができましたので、報告します。
会社は、一連の雇止め問題について責任をとり、解決金を支払うことを約束してくれました。また、Gさんが感じていた派遣先からのパワハラ問題についても、十分に気付くことができなかったと遺憾の意を表明しています。
訴えを行ってから4か月ほどで解決することができたことはとても良かったと思います。会社側の対応もスムーズでした。
雇止め問題は派遣労働者によく起きる問題で、生存が脅かされる重大な問題です。その問題は、声をあげることで解決することができます。こういうことをぜひ他の派遣労働者の方にも知ってもらえたらと思います。
一方、今回の雇止め問題の要因である派遣先、東北開発コンサルタントはいまだに責任を認めません。私たち仙台けやきユニオンは、引き続き東北開発コンサルタントとは交渉を続けていきます。
組合員Gさんのコメント
今回派遣元とは和解という結果になりました。今回の私のような被害は、氷山の一角です。
派遣労働者をとりまく環境は問題が山積であり、早急に改善すべきだと考えます。
派遣という働き方が労働者に著しく不利益な働き方とならぬように。
今後も派遣会社には改善をしてもらいたいと思います。
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