【2019年11月23日】反貧困みやぎ11周年イベント 「子ども食堂・大人食堂の時代」を開催します!

イベント宣伝

協力団体の反貧困みやぎネットワークのイベントの紹介です(以下、反貧困みやぎネットワークHPより転載)。

 


私たち反貧困みやぎネットワークは、2019年11月で11周年を迎えました。それを記念し、現在の貧困問題に関する認識や展望を議論するシンポジウムを開催します。詳細は下記の通りです。貧困問題に興味のある人は、ぜひお気軽にお越しください。

 

「子ども食堂 大人食堂 の時代~子どもと大人の貧困をつなぐワーキングプア問題~」(チラシはこちら→イベントチラシ(11月23日))

 

昨今、子どもの貧困が社会的に問題になり、子ども食堂が社会に広がりました。子どもに対する様々な支援が展開され、貧困を緩和された家族がたくさん生まれています。一方で、「親」=「大人」が抱える問題は十分に議論されてきませんでした。子どもの親であるに関わらず、大人の多くが貧困に苦しんでいます。最新(平成29年)の賃金構造基本統計調査によれば、正社員の賃金321.6万円に対し、非正規の賃金は男女計平均で210.6万円です(ともにフルタイム)。非正規女性に限ると189.7万円とかなり下がります。月当たりに直すと、男女計の平均が17.6万円です。ここで出した「賃金」とは、税金などが控除される前の金額ですので、公租公課が控除されるともっと手取りは下がります。このような状況では、大人の貧困は続いてしまいます。

子どもの貧困の原因は親の貧困であり、働いているのに貧困な労働者、ワーキングプアの問題です。子どもの貧困、大人の貧困を解決するためには、ワーキングプア問題を解決していく必要があります。現場で貧困支援をしている団体の方々をお呼びし、問題の解決について議論します。

 

日時:11月23日(土)14時半~17時(会場は14時)

場所:仙台弁護士会館4階

参加費:無料(予約不要)

 

スケジュール

・第一部 活動報告

ハウジングプア調査報告会

住まいの貧困がいかに生み出されるか、「労働」 の観点から分析した調査の結果を報告します。

 

 大人食堂の実践報告

「大人」たちに夕食と居場所を提供する「大人食堂」 の取りくみについて報告します。

 

・第二部 パネルディスカッション

「子ども食堂」や「大人食堂」の実践に取り組むパネリストの方々から、第一線の現場で見えてくる支援の課題や問題解決の可能性についてご報告いただきます。そして貧困問題をどのように解決していくかを議論します。

 

コーディネーター

太田伸二弁護士(新里・鈴木法律事務所)

 

パネリスト

門間尚子さん (せんだいこども食堂)

仙台市内で複数の子ども食堂を運営。宮城県内の子ども食堂をつなぐ働きも。

小椋亘さん (ふうどばんく東北AGAIN)

無料の食糧支援のほか、 子ども食堂を運営。 大人食堂も共催。

森進生さん (反貧困みやぎネットワーク)

貧困問題に取り組む支援団体のネットワーク。 構成団体の共催で 「大人食堂」を運営。仙台けやきユニオン代表。

 

お問い合わせ

反貧困みやぎネットワーク事務局

Mail:hhmiyaginet@gmail.com

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