【仙台市の個別指導塾X社】不当な解雇理由に固執し不誠実な個別指導塾X社に対して街頭宣伝を行いました

活動報告

仙台けやきユニオンは、仙台市の個別指導塾X社と団体交渉を行っています。交渉の経過を報告します。

〇不当解雇やパワハラ、授業時間以外の労働時間の賃金未払いなどの問題を起こしている仙台市の個別指導塾X社に対し、抗議しました。

先日の団体交渉後も会社は、私たちからの主張を正面から受け入れず、事実無根の理由をつけて学生バイトAさんの解雇を正当化しています。

学生バイトのAさんは、勤務態度が悪い、改善する意思がないとして解雇されました。私たちが団体交渉のなかで本当に勤務態度が悪く改善の意思がなかったのかと追及すると、実はAさんは勤務態度を改善する意思があり会社側もそれを認めていたことが確認されました。つまり、会社のいう解雇理由の主張は事実無根であったのです。それでも会社は、解雇を撤回しません(そもそも会社は不当に「契約期間満了」で終わっただけだと主張。下記に紹介している過去のブログを参照してください)。

交渉のなかで会社の主張が事実ではなかったことが判明してもなお、会社は謝罪もなく誠実な対応もしないため、私たちは仙台市の個別指導塾X社の前で街頭宣伝を行いました。
多くの人にチラシを受け取っていただき、関心の高さがうかがえました。

会社に責任を取らせ、適切な労働環境をつくるため、当組合はAさんとともに引き続き交渉を続けていきます。

以下、Aさんのコメントです。
「仙台市の個別指導塾X社のオーナーは、ある日突然私を呼び出し、退職を迫るパワーハラスメントをしました。しかし、団体交渉で、会社はパワーハラスメントを無かったことにしようとし、解雇理由についてもチグハグな釈明を行い、会社が当初主張していた私の解雇理由も事実無根であることが明らかになりました。それにも関わらず、会社は非を認めることも、謝罪もなく、今回のことをお金で事を済ませようとしてきました。

労働者を経営者が強引にやめさせるようなことはあってはならないはずです。

それに加え、塾では授業中にやることを前提とする事務作業がたくさんあります。講師はそれらの作業を授業時間内に捻出するために生徒に授業のほとんどの時間演習させ教育の質を下げるか、授業時間外に無給で行うかといった行動を取らざるを得なくなっています。このような現状を変えていきたいです。

街頭宣伝では、授業が行われている教室の前で行ったことは、今回の事案について生徒さん自体は悪くないのに、高校進学に向けて勉強していた生徒さんたちには申し訳なかったです。 でも、生徒さんたちには今回のことを通して労働問題をはじめとする社会問題って自分とは関係ないわけではなく、身近に起こっていることを感じてもらいたいです。」

交渉の経緯、会社側の不誠実な主張は私たちのブログをご参照ください。
①学生バイトへのパワハラ・不当解雇に抗議する団体交渉を開始します!
仙台市の個別指導塾X社に対して、学生バイトへのパワハラ・不当解雇に抗議する団体交渉を開始します! | 仙台けやきユニオン (sendai-keyaki-u.com)
②適切な指導もなく、いきなり解雇。 学生バイトへのパワハラ・不当解雇を争う団体交渉が始まりました!
仙台市の個別指導塾X社は塾講師を適切な指導もなく、いきなり解雇。 学生バイトへのパワハラ・不当解雇を争う団体交渉が始まりました! | 仙台けやきユニオン (sendai-keyaki-u.com)

 

 

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