【けやきユニオン通信第2号】「Make Amazon Pay」世界同時アクション&ストライキに連帯しました!

未分類

私たちの生活は物流に支えられています。

その業界最大手であるAmazonは、歴史的な収益を得ている一方で、多くの倉庫作業員や配達員を「貧困賃金」のまま過酷な労働をさせています。先日、世界各地で行われた抗議行動・ストライキである「Make Amazon Pay!」に仙台けやきユニオンも連帯しました!

  • 過酷な労働をしいられているアマゾン従業員

日本のAmazon倉庫で労働者が行う棚入れ(Stow)業務では、1時間に400個(およそ8秒に1個)の荷物を持ち上げるノルマが課され、小さなものから家電製品などの重いものまで休みなく動き続けることが求められます。しかし、賃金は最低賃金レベルしかもらえません。また、関東の倉庫では設立から5年で5人が亡くなったという報告もあります。

また、配達員は1日200個ちかくの過酷なノルマを課されて、事故や怪我の危険を犯してまで荷物を運んでいます。たとえばあるAmazonデリバリープロバイダのドライバーは、配達中に階段で足を滑らせて2メートルほど転落し、腰の骨折を含む怪我を負いました。

  • 「ブラック・フライデー・セール」で加速する労働の過酷化と環境破壊

Amazonは、毎年11月の最終金曜日から12月にかけて「ブラック・フライデー・セール」を行います。この期間、人々の大量消費は掻き立てられ、労働者にはさらなる重労働が課されます。今年のセールでAmazonは全世界で709億ドルを売り上げ、これは昨年より7.5%増でした

セール期間中、労働者は多少のインセンティブをもらうことと引き換えに、さらなる過酷労働に晒されます。また、セールは地球環境にも多大なる負荷をかけており、例えば、イギリスでは、2021年のブラック・フライデー商戦全体では、38万トンの二酸化炭素が排出されました。

そこで、セール期間中、Amazonに対して同時ストライキ&抗議行動をする「Make Amazon Pay」キャンペーンが行われ、今年は世界30以上の国と地域で声が上がりました。

地球環境や働く人々を犠牲にするビジネスは大きな社会的不公正を生み出しています。Amazonで働く皆さん、賃上げや労働環境の改善をしたい皆さんはぜひユニオンにご相談ください。

 

相談はこちらから:

公式ライン:@154dtamb

電話:022-796-3894

メール:sendai@sougou-u.jp

※相談無料、秘密厳守です

コメント

タイトルとURLをコピーしました