【居酒屋onesa】ベトナム人留学生への10か月分の未払い賃金、店長は確たる証拠がないなかで「支払いました」の一点張り

活動報告

株式会社一茶は楽天生命パーク宮城近くの居酒屋とり太や居酒屋onesaを経営する会社です。

株式会社一茶が運営する居酒屋onesaに勤務していたベトナム人留学生Aさんが、仙台けやきユニオンに加盟し、未払い賃金の支払いを求めるために団体交渉を行いました。今回は団体交渉の報告を行います。

今回の事案についての詳細は以前投稿しているこちらのブログをご参照ください。
前回:https://sendai-keyaki-u.com/2022/05/vietnam-ryugakusei-unpaid-wages-1/

 

・Aさんには見覚えのない賃金台帳を証拠に、「支払いました」の一点張り

会社はAさんの賃金を2020年10月から2021年7月までの賃金を支払っていません。Aさんは店長に対して何度も賃金を支払うように求めましたが「(お金がないため)ちょっとまって」と言われ続けました。私たちは店長に対して改めて、未払いの賃金を支払うよう求めました。しかし会社としては「すでに支払っている」という主張の一点張りです。

会社は給料を支払うときには賃金台帳にサインをもらうようにしていると主張しています。会社がAさんに賃金を支払っていることを示す唯一の証拠はこの賃金台帳です。しかし、この賃金台帳にはAさんのものではないハンコが押されており、Aさんもハンコを押した覚えはありません(雇用契約書に押しているAさんのハンコとは異なるハンコが賃金台帳には押されています)。サインも自分の筆跡とは違いました。私たちとしては、この証拠だけをもってAさんに賃金を支払ったことを認めることはできません。会社の主張は、Aさんが複数の種類のハンコを持っているから、雇用契約書と賃金台帳のハンコが異なることをもって、偽造したとは言えないというものです。しかし、外国人留学生らは複数の異なるハンコを持つことはほとんどありません。

 

・そもそもハンコやサインをする仕組みもなかったのではないか?元従業員の証言「ユニオン側だから」と言い逃れる

会社が示す賃金台帳について、Aさんの元同僚にも話を聞いてみました。すると、彼らは賃金をもらう際、賃金台帳にハンコを押すようなことはなかったとのことです。このことを店長にも伝えましたが、Aさんの元同僚は「あなたたち側(ユニオン側)」なので信用できない]とのことです。確たる証拠も示さず、元同僚の証言を「ユニオン側だから」と言い逃れる姿勢は不誠実です。賃金は手渡しのため、通帳にも賃金未払いの証拠は残っていません。

Aさんと店長のラインには、以下のようなメッセージも残されています。2021年10月まで店にお金がなく、少しずつお金を渡すという旨の連絡で、少なくとも2021年10月時点で未払い賃金があることを示しています。しかし、店長はこの連絡のあとに未払い賃金はすべて支払い、Aさんはハンコを押したと主張しています。

会社の主張には全く納得できず、私たちはAさんとともに、引き続き未払い賃金を取り返すまで闘い続けます。

みなさん、応援をよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました