介護事業を運営する社会福祉法人「宮城緑風会」は、利用者のため運営を見直し、介護士へのパワハラや賃金未払いをなくしてください!

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宮城緑風会(社会福祉法人)が運営する特別養護老人ホーム「みどり荘」に勤務する介護士(以下、Aさん)が、仙台けやきユニオンへ加入し、法人に対して団体交渉を申し入れました。今回はその事案について紹介いたします。

この法人では現在、残業代の未払いやパワーハラスメント、新型コロナワクチン接種の強要など、多数の問題が起きています。その結果、離職率も高い職場になってしまっています。そのため、十分なケアを提供することが難しくなり、ときには利用者に対する虐待といえるようなこともありました。

 

〇パワハラが横行し、働きづらい職場環境

介護士のAさんは、新型コロナウィルスワクチン摂取を受けたくないと園長や副園長に説明していますが、園長は「ワクチン接種は法人義務のため『正当な』理由がなければ接種しなくてはいけない」といいます。厚生労働省もウェブサイトにて、「職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすること」としていますが、法人の対応はこれに反しています。そしてAさんは、法人側は、ワクチンを接種したくないAさんに対して、ワクチン接種をしたくなければ別の仕事場を探したら、とほのめかすなど、受けなければ辞めてほしいというかのような発言もありました。

また、上司が、理由もなく「どうせあなたにはできない」からと言い、特定の業務からAさんは恣意的に排除したり、多くの職員がいる前で見せしめのようにAさんを叱責します。

ほかにも、一部業務が労働者のサービス残業によって支えられていることや、多くの新人が辞めてしまい離職率が高いという状況があります。実際は仕事の都合で残業をしているのに、その時間分を「私用」と申告するように言われたりもしています。これは法律違反です。

そのような状況に対して、労働者が何か意見をしたり、権利を主張したりすると、「あなただけがほかのみんなと違うことをしている」と責められる環境になってしまっているとAさんはいいます。

今の職場環境では、以上に上げた問題の中で、職員が思ったことを言えない環境になってしまい、利用者に対して必要なケアすら提供することが困難になっています。

 

〇必要なケアが提供できない

人員不足や職員が発言できないことなどが原因で、例えば以下のような問題が起きています。

・利用者がおむつ交換を頼んでもそのまま放置されること

・夜間に利用者を監視するセンサーや感知マットが導入されており、身体拘束の恐れがあること

Aさんは、利用者からの声をきき、改めてケアの改善が必要だと痛感しました。そのため、ユニオンを通じて労働環境を改善することに決めたのです。

〇「働きやすい環境、ケアの向上、地域からの信頼」を守るためにー

(立ち上がった介護員のコメント)

私は、入職しても精神疾患や体調不良のために次々と退職していく仲間たちを数多く見送ってきました。この職場では、新人が入っては、新人指導と称した「監視」が行われ、経験や個性が全否定され、委縮してしまう状況になっているのです。

私もつらい思いをしたのですが、生活もあるため、悩みながらも、何とか協調性を保ち、自分を変化させることで頑張ってきました。ですが、今回起きた、新型コロナワクチン接種の強要問題については、まったく別の問題で、上司の対応に違和感を覚え、各種相談機関に相談せざるを得なくなりました。

職場への疑問や違和感をもっても、きちんと発言できずに我慢している人もいます。私は、発言を自由にでき、みんなが気持ちよく働ける環境が作れることが、入居者さんへのサービスの質向上につながり、地域にも信頼される施設にできると思います。そのために、労働組合に加入し、会社に改善を求めることを決意しました。労働者が現場から声をあげることで、変化が生まれます。

〇ケア労働者の皆さん、ともに闘いましょう!

仙台けやきユニオンにもたびたび、介護士や保育士など、ケア労働者からの相談が寄せられます。その多くの現場で、未払い賃金やパワーハラスメントなどが横行し、そして、利用者に対するケアの劣化の問題が発生しています。このような状況は、ユニオンで交渉すれば、改善させることができます。また、ケア労働者たちは、社会にとって必要な、とても大事な仕事をしています。しかし、低賃金などの劣悪な労働環境に追いやられています。そのような状況を変えるには、現場での交渉や、社会全体の改革運動が必要です。私たちは、ケア労働者たちと一緒に、ケア労働者の地位の向上にも努めていきたいと思います。ケアに誇りを持って働き、良いケアを実施し、そして生活も十分に賄えるような、それがケア労働の現実にしていきたいと思います。今回の闘いも、その一環です。応援よろしくお願いします。そして、このような闘いに興味を持った方、ぜひご相談ください。一緒に闘いましょう。

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