外国人への不当な扱いをやめろ!ベトナム人技能実習生が解雇撤回とパワーハラスメント防止を求めて有限会社山神組に団体交渉を申し入れました!

活動報告

私たち仙台けやきユニオンは、石巻市にある建設会社、有限会社山神組に対し、団体交渉を申し入れました。事案の詳細をご紹介します。

 

〇コロナを理由にした不当解雇と日常的なパワーハラスメント・虐待

今回申し入れを行った組合員Aさんは、ベトナム人の技能実習生です。2019年から山神組で働いており、あと4か月ほどで技能実習を修了できる予定でした。しかし、2021年8月、いきなり解雇されました。今回の解雇の理由は、コロナ禍の中で、Aさんが決まり事を守らず、届け出を出さないで夜に出かけたことと社長は説明しました。コロナに感染したりしたら仕事に迷惑をかけるからだ、ということのようです。しかし、この理由であれば、今回の解雇は客観的合理性と社会的相当性が欠けており、普通解雇、または懲戒解雇に必要な条件を満たしません。したがって、Aさんに対する解雇は、解雇権の濫用に当たります。つまり、不当解雇です。

 

解雇を告げた際も社長は非常に高圧的な態度でしたが、Aさんは日頃からパワーハラスメントや虐待を受けていました。叩く、蹴る、足をかけて転ばされるなどの暴力を社長や他の社員から受けており、高いところからAさんに向けて工具を落とされ、足に当たったことなどもありました。また、「クビだ」「お前の代わりはいくらでもいる」など、人格を否定するような発言を何度も浴びせられていました。動いている重機の近くで作業をするなど、危険な仕事を担わされることもありました。

 

〇日本で働き続けるため、仙台けやきユニオンへ加盟

会社の寮に住まう技能実習生であるAさんは、解雇されれば在留資格も住居も失ってしまいます。一連の問題解決のため、仙台けやきユニオンに加盟し、会社に解雇撤回と、パワーハラスメント・虐待の再発防止を要求しました。

技能実習生として日本に滞在する外国人の方々は、解雇されれば在留資格を失い、日本にいることができなくなってしまいます。技能実習を修了すると、特定技能ビザに移行し日本で働き続けることもできますが、今回のように技能実習が途中で中断されると、それも難しくなってしまいます。

 

また、解雇が撤回されたとしても、パワーハラスメントや虐待が横行する職場で働き続けることはできません。外国人の場合、さまざまな差別を受けるため、特にこうした被害に遭いやすいです。しかし、そのようなことがあっていいはずがありません。外国人であっても、ほかの社員同様、ひとりの人間として扱わなくてはいけません。

Aさんが技能実習生として働き続けるためにも、ユニオンはAさんとともに、解雇撤回とパワーハラスメント・虐待の防止を要求します。

 

〇権利を主張して社会を変えていきましょう!

Aさんを含め、外国人労働者は、職場の労働環境が酷いにも関わらず、生活困窮や在留資格のために、声をあげることを諦めているケースが多いです。権利行使など想像もできない立場に置かれている人もいます。

しかし当然、外国人労働者でも日本人同様に労働法は適用されますし、権利を行使することもできます。外国人が抱える労働問題は、日本の労働環境の問題です。むしろそうしたところから声をあげ、社会に問題を投げかけていく必要があるでしょう。

 

ユニオンに加盟し声を上げれば、このような状況を変えていくことができます。私たちも、言語の壁があっても、権利行使を最後までサポートします。外国人のみなさん、共に戦っていきましょう。

生活や仕事について問題を抱えている外国人の方々は、ぜひ一度相談をしてみてください。また、この記事を読まれた日本人の方で、周囲に困っている外国人の方がいたら、ぜひ当ユニオンをご紹介ください。相談は無料です。

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