進学プラザとの第1回団体交渉のご報告

活動報告

私たち仙台学生バイトユニオン(ブラックバイトユニオンの仙台学生支部)は、組合員Xさんとともに、進学プラザに対して未払い賃金の支払いを求めて、10月28日に第1回団体交渉を行いました

事案の詳細については、過去の記事をご覧ください。

〇労働者に不利な就業規則が優先される!?理解不足を露呈させた進学プラザ

進学プラザの講師に対する給与はコマ単位で支払われていますが、この1コマの時間について、ユニオンは雇用契約書の記載通り90分であると主張しましたが、進学プラザは就業規則である時間講師給与規定に記載があることを根拠に、110分であるという主張を変えることはありませんでした。
ここで考えねばならないのが、雇用契約と就業規則の優先順位です。これについては、雇用契約と就業規則とで内容に違いがある場合は、労働者にとって有利に定められている方が適用されます。

今回のXさんの場合、1コマを90分とした方が110分とするより時給に換算した際の金額が高くなり労働者に有利になるので、必然的に雇用契約の90分が適用を受けます。

また進学プラザは、「意図的にやったわけではない」と主張しましたが、結果として違いが生まれている以上、例え過失であろうとその責任が阻却されるわけではありません。

〇交通事情で早く来ていたから払う必要はない!?笑止千万な主張を展開する進学プラザ

進学プラザは、未払い賃金が発生している時間帯について「どの日に誰のどのような指示があったか言えば支払う」と主張しました。

Xさんが早く来て働き、遅い時間に退勤していた事実は出退勤の記録からも明らかで、どんな理由であれ何らの指導もせず黙認していたのであれば、進学プラザはこれを黙示的に認めていたこととなり、黙示の指示があったといえます。当然のことですが、指示を受けて働いていた時間は当然にして労働時間にあたるため、払わねばなりません。

また進学プラザは、黙認していた理由について「交通事情により早く来ていたから入るなとは言えなかった」と主張しました。

しかし、もし早くに来て働くことに問題があり、これを問題視していたならば、例え「入るな」とまでは言わずとも「働かずに何か違うことをしろ」とでも指示すれば良いはずです。
実際、組合員が「理由がどうであれ職場で働いていた時間に対して賃金が発生しないのはおかしい、(早く通勤してきたXさんに対して)業務にかかることはやらないで、と指示をすることは必要だったのではないか」と指摘したところ、仙台進学プラザは「それは極論だと思うよ。」「おかしいよそれは。」と、発言の根拠を示さないまま労務管理を怠った言い訳を繰り返すばかりでした。
Xさんがほかの従業員よりも早く業務に当たっていたからと言って、進学プラザが賃金を支払わなくていいということには何ら正当性は付与されません。

〇「アンケートや面談で言ってもらえばよかった?」労使関係の現実を理解しているのか??

労使関係において必然的に弱い立場におかれているのが労働者です。こうした弱い立場にある労働者を守り、使用者と対等な立場で話をできるようにするためにあるのが労働組合、ユニオンです。
そのような後ろ盾のない労働者にとって、使用者にたてつく行為が極めて危険な行為であることは、労働者の皆さまにとって考えずとも共感いただけることでしょう。

例え意見を言った相手とどんなに私的な関係が良かろうと、自分が不当な扱いを受ける大きな危険が存在することには何ら変わりなく、進学プラザのこのような主張は、労使関係の現実を履き違えて理解したものと言わざるを得ません。

〇「ともに学び、互いに成長していく」環境はサービス残業を黙認するような環境??

ある社員から「他の講師は家で準備しているから、Xさんも家で準備できたはずだ」との主張がなされました。進学プラザは「持ち帰り残業は命じていない」とも主張しましたが、一部社員がこうした発言をしたことは、実質的に持ち帰りが当然視されていた証拠にほかならず、会社としてその事実を黙認していたということになります。

持ち帰り、換言すればサービス残業の上に成り立つ授業、そして塾は、果たして保護者や生徒に顔向けでき、信用を得ることのできる授業・塾と言えるでしょうか?

〇進学プラザはXさん、そしてその他の講師にも未払い賃金を払ってほしい

これまで述べてきたことから、進学プラザに非があることは明らかです。進学プラザはしきりに「今は改善している」と主張しましたが、例え改善しても過去の未払い賃金を支払わない理由にはなりません。

今回の団交における進学プラザの態度は、指名をくれた生徒を含めたすべての生徒のために、自らの時間を削って努力してきたXさんの思いを踏みにじるもので、Xさんが団交中に涙で頬を濡らすという結果に終わりました。

このような結果で終わらせるわけにはいきません。我々ユニオンは、Xさんとともにより一層意志を堅固なものとし、闘い続けます!

 

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